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徒手空拳日記

人の行く裏に道あり花の山

おカネの要らない道楽

いよいよ欧米のコロナ禍が激しくなってきて、経済がまた止まりそうで、世界ではリスクオフの動きがまた顕著になってきました。これはもはや現金が王様のステージです。株とか土地とかのリスクオフの第2波は、春よりもやばいかもしれません。日本ではゴートゥートラベルがゴールデンウィークまで延長とか、なんとも無責任なことばかり話されてますけど、特に東京は改めて要注意です。

あと、東京よりも先に、札幌とか仙台の感染者数が増えてきています。やはり寒いところ、人の密集しているところは、これから気をつけたいですね。私もまた、原則としてステイホームに戻りつつあります。サウナに行けないのはストレスですけど、サウナとは実は、熱めのお湯に10分くらい入って、冷たい外気にしばらくいるだけで、似たような効果があります。

徒手空拳日記として、改めて考えているのは、生活行動の逆張りです。普通の人が働いている時間に買い物するとか、外食するにしても、みんなが飯を食う時間は避けるとか、土日はどこへも出かけないとか、徹底的なオフピークです。時代はまさにひきこもりの勝利です。あのJR東海が民営化後はじめての2000億円もの赤字になるのを見ても、人の流れはもとに戻りません。見たくないものは見ないでいられた時は過去のものとなり、いよいよ現実から逃げられなくなってきました。

あとはやはり、酒を飲まない生活は、ウイルス感染リスクに強いです。酒飲みて歌い舞いつつ遊ぶよりふみ読むこそは世に楽しけれ、これは本居宣長の言葉ですけれど、アルコールを飲まなければ、ふみ読むだけで暇つぶしができます。井上ひさしは、ヘビースモーカーでしたが酒は一滴も飲みませんでした。なぜなら、酒を飲むと本が読めなくなるからです。生きているのはどうせ暇つぶしです。アルコールがなければ、毎日の生活コストを低くできますので、そのぶん働かなくてよくなります。

世間からタイムシフトして、酒を飲まない、その上で何をするかといえば、道楽です。道楽なぞいうと道楽息子などと使われて、飲む打つ買うに興じる、良くないことと思われますが、もともとの道楽とは、ウィキペディアによれば、自分の生活の中に仕事とは別に熱中できる趣味にふけり、それを楽しむことです。「道を解して自ら楽しむ」という意味から「道楽」と表現されるようになったものです。

江戸時代の3大道楽とは、園芸、釣り、文芸でしたけど、現代における道楽の多様性は果てしなく、己が楽しめれば何でもいいと思うのですけど、大切なことは、できるだけ市場から遠いこと、政財官学マスメディアから離れていることが大切だと思います。道楽が消費になると、つまらなくなります。私にとっては、徒手空拳日記を書くことも、一つの道楽です。

暇だからゴートゥートラベルなんていうのは、私に言わせれば、道楽の風上にも置けません。ゴートゥートラベルとは、需要喚起なぞではなく、戦時下の統制経済です。日本軍は、戦中に武器が足りないから鉄を出せと言ってましたが、コロナという戦争の戦時下では、消費せよ、つまりカネを出せという統制経済に乗せられているだけです。

本居宣長は、豪商の次男に生まれ、カネはあるけどお家の事業は継げない、そんなアイデンティティークライシスの中で没頭したのが学問、国学でした。これは理想的な道楽だと思います。文字を読むにはたいしてカネもかかりませんし、テキストは無限に読まなければ叡智は深まりません。道楽とは、例えば本居宣長にとっての国学のようなものだと思います。カネのかからない道楽さえあれば、しあわせです。

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