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徒手空拳日記

人の行く裏に道あり花の山

「観光立国」の夢の跡

うちの近くにも、重点的にタワマンのつくられているエリアがあって、それが計画されたのは、もう10年近く前のことですので、当然コロナ禍のことなんて織り込んでません。暇にまかせて、そのあたりを散歩していると、見てくれはご立派なタワマンなのですが、下のテナントがしょぼいのです。というか、全然埋まってません。最新のタワマンなのに、テナントはスッカスカなのです。

入ってるテナントも、いまひとつよくわかりません。募集をかけたのに集まらず、よくわからないお店が入ることになった、という印象です。アベノミクスの出だしの頃に計画されたタワマンがいまごろ完成して、持て余しています。まさかこんなことになるなんて、投機目的の家主はとっくに売り抜けており、つわものどもが夢のあとです。

都心の不動産バブルが完全に崩壊しており、その一点だけでも、これからの景気後退は必ず起きます。浅草とかのインバウンド目当てで高騰していた地域の土地を高値掴みした人たちの、断末魔が聴こえてきます。

資産なのか負債なのか、見抜けなくなるからこそ、投資は怖いのです。自信を持って手に入れた資産が、よーくみてみたらたちの悪い負債だったなんて、朝飯前のことです。個人だけではなく、政財官学マスメディアも頓珍漢な企業買収をして、わざわざ負債を買って、リストラしているアホ企業が目立ちます。

アベノミクス全盛の頃、日本にそういう負債を売りまくったのは、石原さとみの旦那様がお勤めのゴールドマン・サックスなど投資ファンドです。アベノミクスとは、リーマンショックの負の清算を、なんちゃって景気のもとに推し進めたフェイク景気ですので、それがいまはじけようとしていてかなりやばいです。タワマンバブル崩壊とか、これから目も当てられません。

ゴートゥートラベルの地域共通券、いまだに旧態依然とした紙のクーポン券、10年前のまんまです。紙で配る膨大なムダの他に、結局、こういうクーポン券はJRの商業施設とか、百貨店、スーパー、コンビニなどに吸い取られるので、でかい店つまり資本家優遇施策でしかありません。

システムがわざとややこしいのは、中抜き業者が幾重にもはいり込んでいるからです。こんな施策を打ったところで、どっちみち、ゴートゥーなんちゃらで救おうとしている産業は壊滅します。それをわかっていて、政商は大義名分として利用しているだけです。これらの消費刺激施策は、当然のことながら、余裕のあるセグメントに向けたものになります。

余裕のあるセグメントが財布の紐を締めたので、コロナ不況が起きているから、彼らの消費を促す施策が必要というロジックはわかります。でもこれ、結局は、金持ちのなかでもケチな成金と、中抜きの業者だけが得をします。目先の利益しか見えていないので、政策が科学に基づいていません。生活に苦しい人は、高慢チキな小金持ちのおもてなしでひたすら、疲弊するだけです。

フライトアテンダントが異口同音によく言うのは「一番めんどくさくてうざい客はビジネスクラスの客」っていうことですけど、GO TO トラベルの客もまさに、このビジネスクラスの客だと思います。超うざいこと請け合いです。ゴートゥートラベルって、要するに自分が貴族かなにかだと勘違いしている中間層の上のほうに、旅行させる施策ですが、これはつまり国内のインバウンド需要みたいなものです。日本人のなかで、アジアの中間層の需要のかわりをつくろうとしてますが、なにせパイが足りません。こんな政策やっている時点で、超絶頭悪いと思います。

置いていかれる貧乏人は、おもてなしという名の集約労働に駆り出されて、本当に嫌な思いをたくさんさせられていると思います。

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