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徒手空拳日記

人の行く裏に道あり花の山

コロナ禍は、加速装置(4月22日水曜日、曇り)

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ドラマやバラエティ番組の撮影やロケが、コロナで軒並み中止になって、テレビのコンテンツが、どんどん編集のない、一発撮りになって来て、中身がより一層スカスカになっています。よくわからないリモートのコメンテーターが話すテンポが微妙に遅れて、ズレたのに要らないこと言うと、リモートからわざわざ、こいつなに言ってんの? となりやすく、さらにありがちなこととして、リモート出演者の発言のタイミングが、もろに被ったりすると、どうぞどうぞ、お先にどうぞとしょうもない譲り合いを、お茶の間で聴いてるほうも、イラッとしますし、そもそもリモートにしてまで、コメントする芸能人なんて、要らないなと気づきます。

元々スッカスカだったテレビが、さらにスッカスカになっているのですから、コロナはテレビの終わりをもまた、容赦なく加速させています。マスマーケティングは既に、2000年代前半には効かなくなっており、日本の市場では、かれこれ15年も、コモディティの安値競争しかしていません。コロナは、あらゆるすでに終わっていたものを、決定的に終わらせており、コロナがなければ、消滅までさらに必要とされたであろう10年が、一気にショートカットされているので、コロナが世界に出現してからの時間の経過が、ものすごく早く感じます。サイボーグ009の加速装置みたいで、最高です。

人類とウイルスの戦いは、典型的な、非対称戦です。当たり前ですが、ナノメートルの視界を、人類はほとんど見渡すことはできません。そんしの兵法の言う通り、非対称戦は、できるだけやるべきではなく、もし戦えば、絶対に負けます。人類がウイルスに勝つとか、安倍晋三の言っている目標の定義も、よくわかりません。集団免疫なんぞは、たくさんの人が死ぬわけで、それって人類の負けではないの? と思います。 

2017年くらいから、経団連と自民党と厚労省が結託して、日本の労働者は世界でも特に生産性が低い、ナマケモノの穀潰しであるとして、労働分配率を問答無用に押し下げる政策としての、働き方改革という名の経費削減プロパガンダが、まさに総仕上げの段階に来て、想定しなかったコロナで頓挫してしまいました。こうなると、政財官学マスメディアのほうが、コロナの大恐慌で、先に倒れてしまいそうです。こんなこと、誰が予想できたでしょうか?

さらにすったもんだの挙句、国債を発行して全ての人に一律10万円を支給することが決まりました。これはおそらく、この国における、歴史上初めての、ベーシックインカムです。これまで一向に進まなかったベーシックインカムが、これもサイボーグ009加速装置よろしく、世界中で一気に具体化しています。政財官学マスメディアは、頭がおかしいので、お立場ご身分がある人たちは、そろって10万円を辞退すべきだという空気が醸成されつつありますが、そんなもの無視してもらえば良いのです。アメリカにはpay it forwardというコンセプトがあります。 これはBさんがAさんから得た利益を、今度はBさんがCさんに与えていくという贈与の連鎖です。組織としての方針など決める必要はまったくなく、個人の価値観や信念に任せれば良いだけのことです。

こんなことを言うと不謹慎かもしれませんが、コロナとは私にとって、理想とする生活を加速する装置でもあります。意味もなく トゥギャザーしようとする朱子学カルトの習慣を粉々にぶっこわしつつありますし、家制度とか、会社のクソなシステムなど、日本の基幹 OS をぶっこわしています。アフターコロナでは、ぼっちでいることも肯定されるでしょう。実際に一人で食事をとる人が増えると思います。日本で今最も懸念されているのは家族内感染です。一人暮らしであれば、誰かにウイルスをうつしてしまう心配そのものが、ありません。

仕事など外へ出かけても、寄り道などせずに真っ直ぐ家へ帰る帰宅部の精神も、これから肯定的に捉えられるようになるでしょう。私は学生の頃、筋金入りの帰宅部でした。これまでの人生で、テニスも、ゴルフも、スキーも、スノーボードも、一度もやったことがありません。みんながつるんで楽しむ、メジャーなレジャーは全部苦手です。サッカーやラグビーなどを、みんなで夢中になって応援するのも、反吐が出ます。高校野球など見ていても軍事行為にしか思えません。最近ありとあらゆるスポーツが中止や延期になっていますが、私にとって何の不都合もありません。

それから、引きこもりという生き方も、ベーシックインカムが導入されれば、これからもっと肯定されるでしょう。一生懸命働くことを目標にしてはいけません。働くことは、結果です。暇だから結果として仕事をしてしまうとか、最低限飯代は稼がないといけないので仕方なく仕事をしてしまう、といった結果でしかありません。一生懸命働くことを手段や目的にすり替えるのは、倒錯でしかありません。日本の高度経済成長期のことを、東洋の奇跡 なぞと呼んでいたらしいですが、 強烈なプロパガンダのにおいがします。 日本は一生懸命働いたから高度経済成長したのではなく、ただ単に、アメリカの内需と軍需を満たすことができたから、でしかありません。奇跡があったとすれば、それは地政学的なものです。

アフターコロナの時代には、無理に大きな世界とつながる必要はもうありません。原則として スタンドアローン で生きていけば良いのです。輪になって踊ろう、絆でつながろう、 ひとつになって団結しよう、これ全部、もう要らなくないですか。全世帯における単身比率は、日本はすでに35%です。アフターコロナの社会では、日本のこのライフスタイルが、新しい生き方として世界の人々から注目されるかもしれません。これからの世界は スタンドアローン がデフォルトになります。 人間関係は大きな方向性としては、ダンバー数よりも小さく、弱いつながりが重視され、非同期的にバラバラになっていくでしょう。

比較的長めの時間軸で見ると、1980年代と2000年代は、政財官学マスメディアの締め付けが異常にきつくなった時代でした。 官僚システムは、存続の危機があると、なんとしてでも維持しようとして逆に締め付けがきつくなります。1980年代は、高度経済成長の終わりという、ピンチがありましたし、2000年代は、バブル経済の崩壊というピンチがありました。1980年代も2000年代も、日本では、新自由主義が幅を利かせましたが、2020年代は政財官学マスメディア、丸っと、崩壊してしまうと思います。

日本企業は多くが単なるいっちょかみ、日銀が筆頭株主の、もはや成長できない国営企業でしかありません。経済産業省にせよ、厚生労働省にせよ、財務省にせよ、150年の統治による腐敗で、国民の信用を完全に失っています。 

よく考えれば安倍政権とは、リーマンショックと東日本大震災という、統治の危機を乗り越えるための、最後の悪あがき政権でした。もはや完全に彼らは求心力を失っており、ヘタをするとあと数ヶ月も持たないかもしれません。 最近になって、新型コロナによる死亡者が、変死者として、じわじわと炙り出されてきています。死者と、失業率と、日経平均は、これから悪化すると思いますので、株価連動内閣である悪夢のような安倍政権は、もはやレームダック化していると言って良いでしょう。

私の見立てでは、安倍晋三は、実のところ、本当に悪い奴らに、単に悪用されているのだと思います。新型コロナウイルスという未曾有の危機において、彼だけが矢面に立たされています。これは日本によくある、責任シンボルのなすりつけです。東日本大震災のときの菅直人も、似たような、担がれ方をしましたね。豚もおだてりゃ木に登る、安倍晋三のリーダーシップに見せかけることで、頬かむりして得をしているやつらがいっぱいいます。ちょっと気の毒ですね。

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