kindle, 手ぶら, iPhone, 禁酒,ウォーキング,禁煙,断酒,ダイエット,断酒,ノンアルコール,Evernote,ライフハック,読書.音声入力

徒手空拳日記

人の行く裏に道あり花の山

GDP戦争からのとんずら(4月16日木曜日、晴れ)

f:id:Mushiro_Hayashi:20200416202821j:image
労働の価値観についての調査の、国際比較を見ると、日本人は世界で最も、会社やおかみ、つまり支配のシステムを心の底から憎んでいます。興味のある方は、「日本人 会社嫌い 橘玲」でググッてみてください。

日本人が恨んでいるのは、もっと具体的には、貴族階級と学歴エリートを恨んでいると思います。安倍昭恵ネタは、内閣支持率を特に大きく下げる、キラーコンテンツです。日本人は、アッキーのような貴族化したブルジョワジーを、秘かに、蛇蝎のごとく嫌い抜いています。

新型コロナウイルスで、会社やおかみがサドンデス、あっという間に、貴族も学歴エリートも、なんの価値もなくなります。これから確実に社会人の民衆は、いきなりクビになったり、給料が減らされたりしますが、それは貴族階級や学歴エリートが滅びる寸前の予兆であり、民衆をクビにした彼ら既得権益者もまた、とてつもない全体的憎悪の渦に呑まれて滅んでいくと、私は思います。

在宅勤務になって、日本企業という間抜けなおかみの無能や、無価値がバレバレになり、いっちょかみ詐欺、ハラスメント狂人による恐怖政治も、急に無効となりつつあります。 日本社会は、もうとっくの昔に、ヒエラルキーの力が なくなっています。 ヒエラルキーの力が丸で無くなっているからこそ、民衆は貴族や学歴エリートを、馬鹿にして、サボタージュに励み、そして徹底的に憎んでいるのです。

人類の歴史は、時間、自然、ネットワーク、ヒエラルキーという、4つの要素から成り立っていると説明しているのは、歴史学者のニーアル・ファーガソンです。時間と自然は、人類は基本的には制御できません。今回の新型コロナウイルスなどは、典型的な自然の脅威です。安倍晋三が底なしにバカなのは、未知のウイルスの克服を、たかだか一年以内にできると安易に考えて、つまり、時間と自然を制御できると勘違いして、東京オリンピックなぞというクソみたいなグローバル運動会を損切りできずに、己の権力維持のために一年延期したことですが、これはまさに、日本のしょぼい貴族階級の劣化でしかありません。学歴エリートの側近も、気が狂っていますね。

安倍晋三が貴族ヅラできるのは、アメリカの後ろ楯があるからですが、アメリカもまた、新型コロナウイルスによるシステム破壊の過程にあり、日本のことなどかまっていられません。日本は1990年代以降、アメリカとの経済戦争に10対0で完敗しましたので、リーマンショック以降生き残っているかのように見える大企業はすべて、アメリカの利益ファースト、企業舎弟でしかありません。

2008年の景気後退を、リーマンショックなどと呼ぶ国は日本だけです。政財官学マスメディアは、2008年のグレートリセッションを、単なる対岸の火事だと見せかけていますが、あれは日本の完全なるアメリカ舎弟化を意味しました。全滅を玉砕、敗戦を終戦、連合国を国連と言い換えるのと同じです。

東日本大震災による原発事故も重なって、政財官学マスメディアのヒエラルキーは、リーマンショックで完全にぶっ壊れました。そこから先は、ゾンビです。日本企業は単なるアメリカのユーザーでしかないですし、データを集めてアメリカに無料で提供するためのフロント企業でしかありません。アベノミクスは、リーマンショックと世界史で最悪の原発事故でショック死したゾンビを生き長らえさせる官製の株高政策でしたが、今回のコロナショックで吹き飛びました。

西村康稔という経済再生担当大臣は、いわば朱子学カルトというゾンビの人間回帰担当大臣ですが、そんなことできるわけもありません。リーマンショック前の政財官学マスメディアのヒエラルキーに戻ることなぞできませんし、ゾンビの人間回帰担当大臣が、コロナ担当大臣を兼ねている時点で、政財官学マスメディアは、日本国民を殺しに来ています。そのことに無自覚な人々は、殺されるでしょう。

日本のヒエラルキーは、2008年に死んでいます。新型コロナウイルスは、ネットワークによるヒエラルキーの解体と破滅を急速にすすめると思います。14世紀のペストは、中世ヨーロッパの、既にオワコン化していたヒエラルキーを完全に終わらせ、ネットワークによるイノベーションを生み出して、その後の西洋の世界制覇へと繋がりましたが、日本の現在も、14世紀のペスト時代に似ています。政財官学マスメディアというクソみたいな貴族階級と、学歴エリートが、ようやっと、名実ともに力を失います。

無言のサボタージュは、すでに始まっています。在宅勤務など、形ばかりです。世界で一番会社を憎んでいる日本人が、おかみの目の届かない在宅勤務で、まともに働くはずがありません。徹底的なサボタージュをしています。通勤するなと言われてみれば、満員電車に乗ることそのものが、ハラスメントだと気づいてしまいました。Suicaなどという、無利子の前金掠め取りシステムは、日本における非人間的な通勤というシステムに寄生した、どさくさ紛れの収奪装置でしかありませんが、JRに前納されていたSuica残高は、もうほとんどスーパーでの買い出しに消えてしまいました。コロナへの警戒は、これからおそらくは2、3年続きますので、ポッポ屋の既得権の通勤需要を、痛打します。超絶メシウマですね。

Suicaだけではなく、あらゆる固定費がこれから減らされます。給料が減らされれば、当然です。例えば、スマホの料金などは、外出しなくなれば、より安いプランへの変更が検討されますし、オンライン英会話やオンラインサロンなど、サブスクリプションなどと持て囃された出費も、カットされることになると思います。固定費とは、形を変えた人頭税でしかなく、人頭税とは、収奪、つまり泥棒です。

日本人は、派手な暴動やデマはほとんどしませんが、顔で笑って心で怒る、ねちっこいサボタージュはとても得意です。会社のルールやシステムをハックして、徹底的なサボタージュを始めています。つまり生産性をわざと下げます。頑張っているふりをして、な~んにもしてない、なんてことをひとりひとりが執拗に徹底します。そして、給料が下がれば下がるほど、ものすごいドケチになって、ほとんど消費しなくなります。GDPが下がります。お金を使う道楽を捨ててしまいます。さらに言えば、結婚もしなくなりますし、子どもも産まなくなります。こんな国で、子どもを育てても、なんべんでも、政財官学マスメディアによってしつこく収奪されます。

これらのサボタージュは、デモや暴動に比べて静かですが、とてつもないダメージを与えます。さらに言えば、これからは、働かないというサボタージュも加わります。感染リスクを盾に、働かなくなります。

しょぼい貴族や、間抜けな学歴エリートによる支配が終わります。少なくとも私はこんなシステムはとうに見切り、心はすでにとんずらずみです。2万年前のホモ・サピエンスのように生きていく、これはアフターコロナの時代には、より一層正しい生き方になると思っています。社会人なんて、何ひとついいことありません。弱いつながりで、お腹がすいたら少し働く、それくらいの生産力でやっていきたいと思います。アフターコロナで、どうやって金儲けするかとか、丸で関心ありません。

大きな会社、大きな組織が維持できなくなるので、それはつまり資本家にとっての冬の時代です。

トマス・ピケティは、1930年から1970年までの平等化の傾向は、大恐慌や戦争で資本が破壊されたために起こった例外と言っていましたが、アフターコロナはグローバル化からローカル化への反転となり、ふたたび、資本の破壊、労働者の熟練や信頼が、付加価値を生み出す世界になる可能性が出てきました。資本家のつるしあげです。いまの貴族階級や学歴エリートが引きずり降ろされて、日本にもついに市民社会がやってくるかもしれません。

GDPなんていうくだらない経済戦争をやめて、お金のあんまりかからない贈与生活へのシフトが、これから日本でも起きるのではないかと、私は秘かに期待しています。

*Googleの音声読み上げ技術によるYouTube「徒手空拳日記チャンネル」はじめました。

文字読むのがだるい方はどうぞ。徒手空拳日記チャンネル - YouTube