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徒手空拳日記

人の行く裏に道あり花の山

9月12日木曜日、晴れ


「自分ばかりが仕事…」家出→無断欠勤→タイで放浪→2カ月後帰宅 男性主事を停職処分 - 産経ニュース

狭山市の27歳の職員が自分にばかり仕事が集中するのが嫌になって無断欠勤し、2ヶ月間、タイを放浪していたというニュース。

このニュースの面白みは、この若い職員は、記事によれば、仕事ができる社員として評価、期待され、仕事が彼に集中したというところ。

朱子学カルトにおける「多忙」とは、能力の高さや周囲からの評価の結果であるとして、圧倒的にポジティブなものと受け取られてきた。忙しさとは、能力の指標なのである。不気味で非合理的な認識が、今も蔓延している。

しかし多忙とは本質的には、「周囲から逃すまいとロックオンされている様子」でしかない。特に今回の記事にある公務員やサラリーマンの場合、彼らがロックオンされている「仕事」の殆どが、無駄などころか己や組織にとって長い目で見て害悪ですらあるクソ仕事なのである。

立身出世とは、朱子学カルトの「クソ仕事」に雁字搦めにされているありさまでしかない。彼らは上へ上へ、どこまで行っても「忙しい」。「忙」とは、「心」を「亡」くす。つまりは上からも下からも、身柄と時間をロックオンされて、クソ仕事の奴隷になっている。

朱子学カルト「期待のルーキー」は、底抜けに元気で明るく、ちょっぴりエッチ、とことん謙虚なために、クソな仕事がバンバン落ちてくる。彼らは「能力」を、クソ仕事の処理能力だと勘違いしているので、フラれた仕事をひたすらこなそうとする。

他方、朱子学カルトの立身出世を果たした上層部エリートもまた、下々が、その責任逃れの為に、ありとあらゆる稟議プロセスにエリートを巻き込もうとするので、彼らもまた無益な多忙さで時間を埋め尽くされる。巻き込まれなければ「俺は聞いてないぞ!報連相がなっとらん!」とキレるので、ますますしょうもないクソ案件まで承認言質を求められる。

期待されていること、承認されていることの「証」として多忙さを盲信するので、朱子学カルトは「暇」に弱い。彼らは仮に暇だとしても、矢鱈と「多忙なフリ」をする。朱子学カルト小人の「3フリ」とは、「多忙なフリ」「重要人物と懇意のフリ」「金持ちのフリ」であって、彼らは己が「暇」であることを絶対に認められない。

支配層と被支配層が互いに「多忙であること」を言外に強いて強く牽制しあう。忙しくさせておくことで、思考停止にする。忙しければ、時間だけではなくカネも使うので、被支配層の蓄財を抑止できる。「忙しさ」とは要するに朱子学カルト社会にいることの結果なのである。

そう考えると、冒頭市の職員は、朱子学カルト社会からの逃走を成し遂げたという意味で、私に言わせればマトモな人間なのである。27歳で朱子学カルト社会から逃走出来、素晴らしい。2ヶ月もタイでストリート生活をしてしまったなら、しょうもないクソ仕事、無益で無意味な多忙さへ回帰するのはもう無理だろう。

私が朱子学カルトから逃走したのは30歳くらいだけど、「多忙さ」を儀礼の根底とするクソ朱子学カルトから逃げるのに「若過ぎる」ということはない。中学生くらいでグレたり、引きこもりになるのは、かなりデキがいい。朱子学カルトのくだらなさ、朱子学カルトなんて完スルーしても丸で問題なしと気づくのがはやければはやいほど、本物の人生時間が長くなる。いいことだらけなのである。

多忙とは、自己承認の餓鬼道であり、「精進」「勤勉」「忙殺」をなんだかすばらしいことだと勘違いしたまんま老いて死んでいく、気の毒な人々なのである。自己愛をクソ仕事で埋め草にしていく人間にとって、挑戦とは我慢であり、成長とは隷属でしかなく、人間とは名ばかりのお立場とご身分の容れ物でしかないのではないか。「多忙さ」とは微分化され、不可視化された組織的暴力なのである。

「学歴」とは子どもの頃からの「多忙さ」の積み上げでしかなく、抑圧もまた暴力の変形で、バカで中身のない両親に「多忙さ」を植え付けられてきた小人プロセスの結果なのであって、そういう学歴エリートに国を任せてしまったからこそ、日本はいまも米国の属州、完全子会社なのである。

ZOZOがYahoo! JAPANの子会社になるとか、ZOZOの社員からすると悪夢のような展開ではないか。子会社化とは比喩ではなく会社の単なる奴隷化でしかなく、これからどんどん、ムダな多忙さを押し付けられるようになるだろう。

ZOZOのドメインは、「国内」「中価格帯」「ファッション」なんだけど、この3つとも衰退なので、Yahoo! JAPANがなんでこんな会社を買収するのかよく分からないけど、確実に言えるのは、従業員を多忙さで縛ろうとする会社は、金太郎飴のようにお立場ご身分の貴賎問わず「心」を「亡」くしており、大変忙しそうなYahoo! JAPANに買収されるなら、そろそろZOZO社員はいまこそ逃げ時かと思うのだが、どうだろう。